ZOZOからヒートテックに対抗した「ZOZOHEAT(ゾゾヒート)」が発売され、SNSなどで話題になっていました。
ゾゾスーツで計測して身体にぴったりフィットし、ヒートテックよりも温かいということで、「これはすごい!」と感じて実際にZOZOHEATを買ってみました。
しかし、届いたゾゾヒートを実際に着てみて、「あれ?」思うところがあったのでこの記事を書きました。
ZOZOHEATを買おうか迷っている方や、実際に着てみてどうなのか気になる方、ヒートテックと実際に比べてどうなのかを知りたい方などの参考になれば嬉しいです。
目次
【通常版】ZOZOHEAT(ゾゾヒート)を実際に着てみた私の口コミ
ZOZOHEAT(ゾゾヒート)を実際に購入して着てみました。
ZOZOHEAT(ゾゾヒート)が届きました
ZOZOHEATが届きました。僕の場合、サイズの在庫があったのですぐ注文できて2日で届きました。
サイズによっては在庫がなく、再入荷を待つ必要があるそうです。
ゾゾヒートの通正版(化学繊維)と、コットン版の両方を買いました。
開けてしまった写真ですが、このようなパッケージです。
裏面にはもろもろ説明が書いてあります。
【通常版】ZOZOHEAT(ゾゾヒート)を着てみました
ZOZOHEAT着てみました。
Twitterなどでは「フィット感がある」などの口コミがありましたが、まず率直な感想を言うと、、、
腕周りがきつい!!
そしてZOZOSUITで計測しているにも関わらず、袖丈の長さが長いです。
余ってシワになっています。
胸囲や着丈はいい感じなのですが、腕周りがキツキツなのが伝わるでしょうか。
ちなみに、私がゾゾスーツで計測をしたのが2018年の5月、これを書いているのが2018年の12月ですが、この半年筋トレを頑張っていないためゾゾスーツ計測時より痩せています。
つまり、ゾゾスーツで計測した時より痩せているにも関わらず、腕周りはかなりきついです。
腕周りのピチピチ感をもうひとつ。
締め付けを感じるのですが、腕にフィットしすぎて腕をまげたときにシワがたくさんできます。僕はどちらかといえば神経質なのですが、かなりストレスを感じてしまいます。
後ろから見るとこんな感じです。
首の後ろにはタグがなく、こんな感じになっています。
そして生地が薄い!w
暖かければ薄くてもいいですが、正直いって素材は粗悪感を感じてしまいます。
後でユニクロのヒートテックの写真も載せますが、ゾゾヒートは生地が0.7倍くらい薄い感じです。
また、最初から毛玉っぽいような感じというか、触ってもテンションが上がらない素材でした。
【コットン版】ZOZOHEAT(ゾゾヒート)を着てみました
そして期待していたコットン版のゾゾヒート。
コットン100%なので肌に優しいだろうし、気に入れば常用したいと考えていました。
しかし、着てみると
伸びない!
ガサガサする!
腕の長さもあっていないのでシワが寄っています。
腕のあたりがガサガサしているんですが、写真だと伝わりにくいですね、、、柔らかさを感じず、ガサっとした肌触りです。
後ろからみるとこんな感じです。
背中のあたりとかもゴワゴワを感じます。生地は通常版よりも分厚いです。
そして気になったのが腕の縫い目!
通常版は腕の縫い目が気にならなかったですが、コットン版はこのように縫い目が太くなっています。
腕周りが通常版と同じくキツめなため、この縫い目が腕に当たって非常に気になります。
ちなみにこちらが通常版の腕の縫い目。
見た目からして違いますが、こちらの通常版は腕の縫い目が当たっても気になりませんでした。
コットン版は通常版に比べて生地がめちゃめちゃ薄いということはなく、けっこうぶ厚めでした。透ける感じもほぼありません。
しかし、この分厚くてゴワゴワする感じをインナーにするのはどうなんだろう、、、というのが正直な感想です。
ちなみにユニクロのヒートテックも着てZOZOHEATと比較しました
ちなみに、こちらはユニクロのヒートテックです。(極暖ではなく、通常のヒートテックです)
身長170cm体重56kgの僕がMサイズを着ています。
腕周りはゆったりして着心地が良いです。着丈もちょうど良いです。
腕周りはフィットせずストレスがなく、さらに袖丈が丁度よい9部丈になっているのが伝わるでしょうか。
腕がきつくないのに、上着の袖からはみ出さないのです。このあたりのサイズ感はかなりユニクロが優秀で研究されていると感じます。
ヘビーユースしているのでお見苦しくて申し訳ないですが、首周りはこんな感じです。
タグがない上に、プリントもありません。
左下の部分にはタグがあります。
ちなみに、一般的に洋服は全て左下にタグがあるので、僕はそれを目印にして服を着ます。
ゾゾヒートは左下にもタグがないので、前後&表裏を一瞬で見分けるのがちょっとむずかしいなと感じました。
ヒートテックは化学繊維でよく伸びますが、生地はあまり薄くなくちょうど良い感じです。
透ける感じもあまりありません。
ZOZOHEAT(ゾゾヒート)の効果は?暖かくなる?
ゾゾヒートを着てみて上にユニクロのニットを着ましたが、確かにほんのり温かくなる感じがあります。
ただ、ヒートテックより温かいかと言われると正直分からん・・・という感じで、暖かさに関して大きな差はないと体感しています。
ZOZOHEAT(ゾゾヒート)を使ってわかった良い点&悪い点など
ゾゾヒートの良かった点は・・・難しいですね・・・。
正直に言って、悪い点(というか改善点)が多く見受けられました。
例えば、通常版の方はまだ伸びるので良いですが、それでも腕周りはきついと感じてしまいます。これがコットン版になるとさらに腕がきつい感じになるのでうっとうしいです。
コットン版は腕の縫い目がさらに不快感に拍車をかけるのが勿体無いと感じます。
また、コットン版の方は化学繊維が苦手な人に良いと書いてありますが、僕はガサガサして正直全然良いと思えませんでした。
値段も「ヒートテックより安い!」と書いてありますが、送料含めたらヒートテックより高くなりますし、ユニクロならどこかに出かけたついでに買えちゃいますからね。。。
ゾゾヒートの売りである「サイズ感」に関しても僕は全然良いと思えませんでした。
ゾゾスーツの計測をした上で買っているので、もう少しサイジングを研究した方が良いのではないかなと感じてしまいます。
おそらく、このサイジングでは気になる人は肩こりを感じたりすると思います。僕も昔よくきつめのインナーを着ていて肩こりを感じることが多かったので。。。
ということでゾゾヒートを発売直後に買ってみましたが、今はまだ「買い」ではないというのが僕の正直な感想です。
これからサイジングなどが研究されると良くなっていくと思います。
また、「ゾゾヒートってサイズ調整できるんじゃないの?」と思われる方もいると思いますが(僕もそう思ってましたが)、調整できるのは胸囲などに限られ、腕の太さなどは調節できませんでした。このあたりは下記でさらに詳しく解説していきます。
ZOZOHEAT(ゾゾヒート)は返品交換できる?サイズ交換は?
ゾゾヒートは肌着ですが、なんと返品が可能でした。
軽くやり方を説明しておきます。
上の会員メニューに行きます。
注文履歴が出てくるので、「注文詳細・各種手続き」を押します。
「返品・交換の手続き」を押します。
「使用感がないか」などの確認がありますが、試着のみなので「当てはまらないので返品手続きへ進む」を押します。
すると、返品の理由などが聞かれます。
僕の場合「サイズが合わなかった」なのでそれを選択すると、「再度お好み調節して交換を希望する」という項目が出てきました。
腕周りがきつかったので、腕がゆったりになるなら交換でもいいな!と思いました。
しかし、調節できるのは「胸囲」「着丈」「ゆき丈」の3つのみでした。
(※ちなみに、「ゆき丈」は襟~袖の長さなので、腕の長さと思って頂いて大丈夫です。)
もし腕の太さが調節できるなら交換するのもありだと思いましたが、調整できないのであれば残念ながら今回は返品かな、、、と考えています。
ZOZOHEAT(ゾゾヒート)を買って着てみた感想まとめ
僕の正直な感想を言ってしまうと、現段階ではZOZOHEATよりヒートテックの方が良いと感じています。
暖かさでいえばあまり変わらないというのが僕の体感で、価格はゾゾヒートの方が安いといっても送料を考えるとほぼ同等でしょう。
それならば、生地がしっかりしていて締め付けを感じないヒートテックの方が僕はコスパが良く使いやすいのかなと感じます。
ただ、これは現時点に限った話で、ZOZOは企業のスピード感が凄いのでこのあたりの難点はすぐに改良してくれるのではないかと期待もしています。
僕はZOZOTOWNは好きで普段よく使いますし、どちらかといえば応援したい立場です。あくまで今回は1ユーザーの声としてこの記事を書かせて頂きました。
この記事が「ZOZOHEATを着たナマの声を知りたい!」という方の参考になれば嬉しいです。最後までお読み頂きありがとうございました。